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アメリカ研修 KUBOTA No.2
「床・仕上げから見る、空間づくりの考え方」
こんにちは。
前回に引き続き、アメリカ視察で得た 床まわりの気づき をレポートします。
今回は「床のデザインと導線のつくり方」にフォーカスして、日本の施工との比較も交えてまとめました。
フレーク調の床(テラゾー調仕上げ)

ラスベガスで見かけたこの床。
テラゾーの仕上がりで、視覚的な印象と耐久性を両立しています。
✔︎ アメリカでは
骨材・フレークを活かした陶磁的な表現
空間のアイデンティティとしての床デザインが当たり前のように採用
ポリフレークの可能性や空間に合わせたデザインこれから日本で増えてくるかと思います。
ホテルアプローチ(スタンプコンクリート)

ラスベガスのホテルエントランスでは、
スタンプコンクリートでアプローチが表現されていました。
車寄せ・人の流れに合わせて導線をデザイン
色・パターンによる視覚的な誘導
耐久性と意匠性の両立
イオンやアウトレットなどでは多く見られるかもしれませんが、日本ではアプローチ=「タイル・洗い出し・インターロッキング」が主流で“床が空間の入口をつくる”発想はまだ少ないように感じます。
歩道(仕上げの違いと目地使い)

歩道で見られた床仕上げの特徴:
✔︎ 止まるエリアは囲い・素材変化で明確化
✔︎ くしびき仕上げ+目地のデザイン活用

✔︎ コントロールジョイントが空間を整理するラインとして機能
日本では
「目地や割れは消すもの」という考えが強いですが、
アメリカでは あえて見せる演出として使われています。
割れ防止”ではなくデザイン要素として活かす提案が今後増えてくるかもと感じました。
住居アプローチ(レンガ+グリーン)

最後は住居スケールのアプローチ。
レンガと植栽の色合いで、自然に人を誘導していました。
✔︎ 色・素材が動線をつくる
✔︎ 周囲の緑と融合した床デザイン
日本では直線的な動線や機能優先のつくり方が多いですが、
このような「視覚で歩きたくなる床」は住宅でも応用価値が高いと思いました
日本との違いから見えたテーマ
アメリカで見る床の考え方は、
👉 床=空間をつくる主役
この発想が一貫していました。
日本では
「仕上げ=機能的・無地優先」の傾向が強いですが、
アメリカでは
✔︎ 床が人を誘導し
✔︎ 空間の価値を高め
✔︎ 見た目と機能を両立する
という風に感じました。
床の仕上げを変えるだけで、
空間の価値・導線・体験が変わる
ということを実感しました。
私たちは MPC・ステンシル・スタンプコンクリートなどの技術を持っています。
これを活かして、
空間提案としての床デザイン
を引き続きお客様にお届けしていきたいと思います!
KUBOTA